民間沖縄対策本部■どうなる尖閣諸島?6月17日が近づいてきた!

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6月17日が近づいてきました。

華人連盟の漁船団は本当にくるのだろうか?
来るとしたら、どのぐらいの規模の船団で来るのだろうか?
漁船だけならいいが、大型の漁業監視船や軍艦などが
我が国の国防の備えはどうなっているのか?

国を憂う者なら誰でも気になるところです。

■華人連盟の動き

華人連盟の動きは保釣協会のサイトを見れば確認する事ができます。協会は、台湾、香港、大陸の3団体存在しています。是非、皆様でこれらのサイトを監視してください。

<台湾:中華保釣協会>
http://www.97119.org/index.php

<香港:保釣行動委員會>
http://www.diaoyuislands.org/

<ブログ:香港保釣論壇>
http://forum.diaoyuislands.org/

<中国:中国民間保釣連合>
http://www.cfdd.org.cn/html/news.html(リンク切れ)

共同通信が、6月17日の出航は震災を考慮して中止したと配信をし各新聞が掲載しましたが、そのような発表はどのサイトを見ても確認する事はできません。詳細は5月8日のブログをご覧ください。

<■保釣運動家の公式サイトには掲載されていない「6・17尖閣出航中止」(5月8日)>
https://www.okinawa-seisaku.org/archives/2103

最新の情報では、三つのサイト全てに掲載されたイベントがあります。
新しい船の進水式の写真です。
5枚のうち3枚を転載いたします。

<台湾方面記念保釣四十週年活動~新船進水式>

1000隻にはほど遠いのですが、台湾では尖閣諸島への出航に向けて動いているようです。

<尖閣防衛40年 永遠の灯火を引き継ぐチャリティー晩餐会>
http://forum.diaoyuislands.org/viewtopic.php?t=2815

一方香港では、6月17日に資金調達のためのパーティーが開催されるようです。今年は40周年という事で、気合いが入っているのですが、資金集めが遅れているという事なのかも知れません。文章に書かれている、具体的な動きは以下の2点のみです。

<文章内に記載されている具体的行動>
(1)6月17日に香港のレストランでチャリティー晩餐会を開催する (資金集め)
(2)期間内に何度でも尖閣諸島の主権を主張しに出航する

この文章からすると6月17日には、香港のグループは尖閣に来ないということです。しかし、40周年の今年は何度も来る可能性があるということです。下記に全文を記載しておきます。

親愛なる同胞各位

尖閣防衛40年 永遠の灯火を引き継ぐチャリティー晩餐会

1971年6月17日に米国と日本は《琉球諸島と大東諸島の日米の協定に関して》を締結しました、 米側は勝手に尖閣諸島を琉球群島の1部分にして合わせて日本に返しました。 日本側はすぐそのために協定は釣魚台の列嶼が沖縄県の中の一つの部分に属すると主張し、この海域を日本の自衛隊の某区識別内とし、勝手に島の上で境界を示す標石を設置し、公然と中国領土の主権を侵害して、 1970年代の世界華人の尖閣防衛運動のうねりを誘発しました。

1971年の尖閣防衛運動から既に40年が経過しています。 当初運動に参加していた学生は、全て白髪の尖閣防衛老人になってしまいました。 しかし、釣魚台(尖閣諸島)は、いまだに敵に占領されていて悔しいです! 釣魚台(尖閣諸島)は昔から中国の固有の領土で、 我が国は争う余地の無い主権を持って、 その神聖さは犯してはならないものです。 “千金を失うとも、 寸土を失ってはならない”, 私達は決して中国領土の主権を公然と侮辱し続ける日本を許すことができない。そのため必ずこの愛国精神を絶えず継続する尖閣防衛運動を譲らなければならなくい。永遠の灯火を引き継ごう!

釣魚台を守る行動委員会は1996年に香港で正式に創立して、 兼ねて1971年の尖閣諸島を守る目的担い、尖閣諸島防衛に力を尽くします; 日本の軍国主義に反対します; 平和で、 理性、 非暴力の方法は日本軍主義の復活を制止します。

日本には戦争犯罪について謝罪し被害者に補償するように求めます。 文化の宣伝活動を催します。そして世界各地の同胞に連絡して、運動と活動経費の調達を力を合わせて深化させます. 期間内に何度も尖閣諸島に行って国家の主権を公表して、 中国人の愛国心と恐れを知らない勇者の精神を表現します。

尖閣防衛運動40周年、尖閣防衛委員会成立15周年にあわせて、当会(会議)は2011年6月17日の假座旺角ロンドン大酒楼に《尖閣防衛40年 永遠の灯火を引き継ぐ》チャリティー晩餐会を開催します。各界の人士が参加することを歓迎します. 夕べの入場券は3種類あって、 売価はそれぞれ香港ドルの1千元で、 5佰元および2佰50元、 即日から発売を公開します. もし予約購入したいならば、 以下の委員に連絡して下さい。

1. 陳妙 (主席) 94200110
2. 莫子傑 (副主席) – 65321101
3. 陳裕南 (副主席) – 92318369
4. 曾健成 (執委) 92348893

中華民族の一人として、 私達は国土を守るために団結する事が必要です。 ここに、 各同胞に尖閣防衛行動委員会のチャリティー晩餐会の活動に応じて寛大な寄付を懇請します. あなた方の支持と励ましが 間違いなく尖閣防衛行動委員会の推進、尖閣防衛文化活動の継続推進を援助することができます.
2011/5/1

■華人連盟の尖閣上陸は、沖縄侵略の10枚のうちの1枚のカード

しかし、決して安心してはなりません。
大震災により、中国の対日工作計画が大幅に変わった可能性は高いと思われます。普天間問題で日米同盟に亀裂が入っていた時には、日本に対して強硬路線が有効だったと思われますが、トモダチ作戦により、日米関係が強くなった今は、逆に震災を最大限に利用して尖閣、沖縄をのっとる作戦を考えているかもしれません。

特に来年は日中国交回復40周年ですので、「日中友好」というキーワードを利用した日本侵略作戦を展開する可能性も大きいと思います。そのためのカードを中国は多くもっています。

<日中友好カード>
「観光支援カード」「復興支援カード」

<沖縄工作カード>
「反基地カード」「親中経済協力カード」「琉球独立工作カード」

<軍事力カード>
「漁業監視船」「人民解放軍海軍」

<法律>
「海島保護法」

——-

以上、思いつくままに列挙してみました。

結局、「日中友好」「日中経済協力」と猫なで声でうたいながら、突然、豹変してやくざのような声で「尖閣諸島、沖縄は中国のものだよ」言い始める可能性が大きいと考えられます。

今後、中国の動きを幅広く監視しなければならない時代に突入しました。