第4回:主な沖縄分断ナラティブ:経済、文化、そして情報統制

認知戦
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第4回:主な沖縄分断ナラティブ:経済、文化、そして情報統制

前回に引き続き、中国が沖縄に仕掛ける主要な「沖縄分断ナラティブ」のからくりを解説します。今回は、「経済」、「文化」、そして「情報統制」の側面を見ていきましょう。

  1. 中琉交流推進: 「沖縄の経済的未来は日本ではなく中国にあると宣伝し、中国との緊密な連携を促します。沖縄の文化を中国由来の文化とすることで、日本人とは異なる民族的アイデンティティを醸成しようとします。」このナラティブは、沖縄の経済的自立への希求や、文化的な独自性への意識を利用します。沖縄県知事や経済界の訪中が「独自の平和外交」として肯定的に報道され、中国との直接的な関係構築への期待感が醸成される背景には、中国が歴史的に琉球を「朝貢国」と位置づけてきたという事実があります。これは、真の経済的パートナーシップではなく、中国中心の秩序への組み込みを意図した政治的意図が隠されています。
  2. 沖縄県差別の無い社会づくり条例: 特定の言論を阻止するような条例制定を推進する。この条例は、表面上は差別の解消を謳いながら、その実態は「沖縄県民であることにより差別があってはならない」という条文を急遽追加することで、「沖縄県民は日本人ではない」というナラティブを補強することを意図している[5]。ただし、現時点ではこの条例の根拠法が国連の先住民族勧告ではなく、ヘイトスピーチ規制法の附帯決議であるため、完全に目的を達成するにいたっていないが、沖縄差別の存在をナラティブ化することには成功した。
  3. 情報統制: 「これらのナラティブに反する個人や団体に対し、『差別的』『デマ』『ヘイトスピーチ』といった否定的なレッテルを貼って社会から排除し言論を封鎖しようとします。新聞や既存メディアがその役割を担い、沖縄県差別の無い社会づくり条例も言論封鎖の正当化に利用される流れにあります。」お客様の指摘の通り、沖縄タイムスの記事のように、タイトルや最初の文章で意図的に虚偽や誤解を招く表現を用い、本文中の事実と乖離させることで、特定の言論を「デマ」と断定し、その背後にある真の意図を隠蔽する側面があります。

これらのナラティブは、沖縄県民が抱く基地負担への不満、経済的自立への希求、そして自己決定権への願望といった感情に巧みに付け入り、沖縄の世論を特定の方向に誘導し、日本の安全保障上の弱点を生み出すことを目的としています。

 

<参考文献>
正論令和5年6月号「ありもしない差別規制する沖縄県条例」 (1)

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