台湾のテレビ局での報道を掲載いたします。
台湾中国の軍拡を台湾では、危機感を持って報道されていますが、日本にとっては決して対岸の危機ではありません。
尖閣諸島の領有を主張されている日本なら、本来なら同様の危機感をもたなければなりません。
そして、台湾で報道された内容を詳細に報道するべきなのですが、日本の通信社は何故か、情報を削って報道しますので、海外のニュースをチェックする必要があります。
以下、台湾のテレビの報道です。
最後の一文は、日本の国会も同様の反応を示すべきです。
(仲村覚)
<2011國防報告書 兩岸兵力比較-民視新聞>
両岸関係(中華人民共和国と中華民国の関係)は緩和しているものの、中国の台湾への武力的脅威はますます大きくなっています。国防部は2011年の国防白書を公表し、初めて両岸の兵力を比較しました。総括的な面では、中国の兵力は230万人に達しているのに対して、台湾は27万人でありその差は10倍に昇ります。国防の予算では更に21倍の差があり、2020年まで共産党軍は台湾を封鎖する能力を獲得します。
直面する中国の強大な脅威に対し、国防部は国家の安全な指標である国軍の戦力、己を知り相手を知るため、2011年の国防の白書を公表して、初めて正式に2020年には共産党軍は台湾を封鎖する能力を獲得すると明確に指摘しました。
中国の脅威に対して台湾国防部は控え目に反応しました。ただい白書の中で、初めて両岸の兵力を比較をしました。 総兵力の部分では中国 230万人を超えていますが、台湾は 27 万人のみ、陸軍の装甲車は、中国 7000 両以上だが台湾はわずか200両のみ。
海軍に関しては、中国の戦艦潜水艦含めて1000 隻越えますが、台湾はわずか 200 隻あまり、空軍の戦闘機は、中国は 1860機ですが、台湾は400 機のみです。
更に、中国は、いまだに台湾が保有していない核ミサイルがああり、双方の総兵力の差は、 10倍に達しており、更に国防の予算はについては21 倍以上の差があります。
緑営(軍隊)の立法委員は両岸関係の関係だけを行い台湾の国家安全保障を犠牲にしてはいけないと、政府に対抗策を建てる事を要求した。
(翻訳・転載終わり)