オール沖縄県政分析③
<何故、オール沖縄県政は「抑止力」の必要性を全く理解できないのか?>
自衛隊の南西シフトや日米演習には「挑発だ」「戦争を呼ぶ」と猛反発する一方で、中国の領海侵入や北朝鮮のミサイル発射には沈黙・宥和を貫く――。
この露骨な二重基準の根底には、「日米=絶対的な加害者(ヤクザ)」であり、「沖縄は中国、北朝鮮に並ぶ『日米の被害者仲間』である」という、反帝国主義的な善悪二元論が横たわっています。
彼らの歪んだ世界観の中では、以下の論理が成り立っています。
1. 日米の防衛力は「ヤクザが構える凶器」
彼らの認識において、アメリカとそれに従う日本政府は、アジアを侵略・抑圧してきた「構造的暴力の主体(ヤクザ)」です。ヤクザがどれほど「自衛のため」「抑止力のため」と武器を構えても、それは平和のためではなく「近隣を威圧する暴力」としか映りません。だからこそ、日米の抑止力強化はすべて「ヤクザによる挑発」として全否定されます。
2. 中朝の軍備増強は「いじめられっ子の防衛」
一方で中国や北朝鮮は、近代の日本やアメリカの軍事覇権に脅かされてきた「歴史的被抑圧者」とみなされます。「かつてヤクザにいじめられた被害者が、二度とやられないよう力をつけるのは当然だ」という倒錯した免責が働き、核ミサイル開発や強引な海洋進出という現実の脅威を直視せず、「軍拡させる原因は日米ヤクザの圧力にある」と責任転嫁します。
3. 「沖縄・中国・北朝鮮は被害者仲間」という共鳴
「沖縄もまた日米に基地を押し付けられ、犠牲にされてきた」というナラティブに浸る人々は、「沖縄は中国や北朝鮮と並び、日米覇権に対峙する被害者仲間だ」という歪んだ連帯意識を抱きます。その結果、「住民の命を守る味方(自衛隊・同盟国)」を最大の敵と憎み、「現実に主権や安全を脅かしている独裁国家」をかばい立てするという致命的なあべこべ現象が完成します。
■ 結びに
「日米=悪、中朝=被害者」という過去のイデオロギーに囚われ、現実の脅威から目を背けることは極めて危険です。安全保障を「被害者仲間の物語」にすり替える県政の倒錯こそが、沖縄の平和と安全を最も危ういリスクに晒しています。




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