■このままでは、日米同盟が弱体化し尖閣諸島が中国に売り渡される!
●現在が1970年の米中関係と酷似した状態・・・米中の三つの密約
先日は、現在が1970年の米中関係と酷似した状態になっているということを歴史的事実を確認しながら説明しました。そのため、難しい文章になってしまいました。今回はできるだけ簡単にするために、歴史的事実の確認を省略して説明させていただきたいと思います。
それは、
「東アジア地域において日本だけは核武装させない」
「米軍は日本から出て行かない、駐留を継続する」
「日本政府には、台湾と朝鮮半島をめぐる問題で発言権を持たせない。」
の三つの密約です。
●米中密約の理由・・・中国の核ミサイル装備
この密約は、中国が核ミサイルを装備する軍事力をつけたことにより発生しました。
つまり、米中間で軍事的緊張が発生したのですが、お互いに無用な紛争をおこさないように裏取引があったということです。
それから40年、中国の軍拡、近代化により、新たな次元で米中間の軍事的緊張が起きているのです。
そして、どのような裏取引を行うかは、「日米同盟」の堅さに依存しているということを知らなければならないと思います。 たとえば、上記密約で 客観的にみると、非常に情けない国家です。憲法9条を改正し、自主防衛力をつけない限り、日本の安全保障は他国間の密約の上になりたっているという厳しい現実があるわけです。 この、情けない、かつ厳しい現実を受け入れた上で私たち日本人は、国家を存続させるために、正しい判断をしなければなりません。 現在の普天間基地移設問題で日米関係が弱くなったときに、日本に不利な密約が米中間で結ばれる危険性があります。 私が最も恐れていて、最も可能性が高いと考えているのに以下の密約があります。 このように、米中の密約次第で日本の運命は決まります。 私たちは、米中間でこのような密約を交わされることがないよう、今年は断固として日米同盟を堅持し、強化していかなければならないのです。 そして、日本の中国の属国化を回避するために開催するのが下記のイベントです。 ■4月4日沖縄県民緊急フォーラム 「このままでは、沖縄が再び日本でなくなる!」 (JSN代表 仲村)
「米軍は日本から出て行かない、駐留を継続する」
とありますが、これは70年安保闘争にくじけず佐藤内閣が日米安保を継続したからこそ実現した密約です。日本側に確固として日米同盟を堅持しようという意思があったからこそ、取り交わされた密約です。●米中の新たな密約と日本の安全保障
「中国が台湾を併合した時、アメリカは不干渉の立場をとる」
「中国が尖閣諸島を実効支配した時、アメリカは不干渉の立場をとる」
日本が同盟国として信頼される態度を示さなければ、上記のような密約を結んばれても何の文句をつける資格もありません。
是非、応援をお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/730f4efec7f2c0fb652eebcbe3b49857