沖縄対策本部長■日本政府が命名した尖閣諸島の島を地図で確認する

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■日本政府が命名した尖閣諸島の島を地図で確認する

まずは、日本政府が尖閣諸島の無人島を命名したニュースです。

<日本政府、無名の全国39島に命名…尖閣の4島も>
(2012年3月3日22時03分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120303-OYT1T00718.htm

日本政府は日本の排他的経済水域(EEZ)の基点でありながらこれまで無名だった計39の島に名前を付け、2日付で公表した。

これに対し、中国政府も尖閣諸島(中国名・釣魚島)と付属する島々に中国名を付けて発表した。日本政府は3日、外交ルートを通じて「中国側の命名行為は決して受け入れられるものではない。強く抗議する」と申し入れた。

日本政府が名前を付けたのは、沖縄・尖閣諸島の久場島周辺の「北西小島ほくせいこじま」「北小島きたこじま」「北東小島ほくとうこじま」、大正島周辺の「北小島きたこじま」の4島を含む、北海道から沖縄県までの39の島だ。日本の海洋権益を確保する姿勢を内外に示す狙いがある。

政府は2009年、EEZの基点となる離島を安定的に管理・保全するとした基本方針を策定。対象となる全国99の島のうち、地図や海図に名称が記載されていなかった49島について命名作業を進めていた。

ここでは、EEZの基点となる離島が対象として作業を進めていたということです。

下の地図をご覧下さい。尖閣諸島というと魚釣島を思い浮かべてしまいますが、そのエリアはかなり広いのです。

今回、日本政府が命名したのは、魚釣島から30KMほど北東にある久場島と、70KM東にある大正島附近の小島です。

国土地理院の地図には早速、命名した島の名称が記載されています。

是非、日本国民として国境の島の位置を把握しておきましょう!

(仲村覚)