民間沖縄対策本部■南シナ海紛争、周辺国が中国を猛批判(朝鮮日報6月7日)

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■南シナ海紛争、周辺国が中国を猛批判(朝鮮日報6月7日)

http://www.chosunonline.com/news/20110607000023(リンク切れ)

「南シナ海では衝突事件が随時起きており、先月26日にもベトナムの石油探査船が沿岸からわずか148キロしか離れていない経済水域で通常の探査活動をしていたところ、(中国側に)探査用のケーブルを切断された。こうした出来事が繰り返されないことを望む」(ベトナムのフン・クアン・タイン国防相)

 「突然他国(中国)の船が現れ、通常操業をしていた漁民に操業水域を離れるよう警告した。こうした出来事はフィリピンに不安と懸念を抱かせる」(フィリピンのガズミン国防相)

 今月5日にシンガポールで開かれた第10回アジア安全保障会議。南シナ海の領有権をめぐり対立している中国と周辺国による激しい攻防が再び繰り広げられた。演説したベトナムとフィリピンの国防相は、世界各国の国防閣僚や著名な専門家の前で、具体的な挑発事例まで挙げ、中国を猛攻撃した。

■ベトナム、ロシアの潜水艦導入

ベトナムのタイン国防相は別の席上「南シナ海の抑止力を確保するため、ロシアの潜水艦を導入している」と述べ、武力で対抗する意向を示した。

フィリピンのガズミン国防相は「米国は説得力を発揮すべきだ」と述べ、米国の積極的な関与を求めた。


中国は昨年8月にシンガポールで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラムでも南シナ海問題をめぐり、東南アジア各国から非難を浴びた。梁光烈国防相はそれを意識したように、今回の会議が開かれる前から「中国は南シナ海の紛争を平和的に解決することを望んでいる。この海域の自由航行と航空機の運航は保障される」と何度も強調した。

 しかし、会議が始まると、米国、ベトナム、フィリピンの攻勢で「四面楚歌(そか)」となった。ゲーツ米国防長官は4日「南シナ海で船舶の自由運航を守ることは、米国の利益に合致する。国防予算が縮小されたとしても、米軍の介入を強化する」と表明した。

■中国「南シナ海は核心的利益」

6日付香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは「梁国防相が平和を強調したにもかかわらず、ベトナムとフィリピンの挑戦を受け、会議参加者に平和のメッセージを広めることに失敗した」と報じた。

中国は守勢に回りながらも、南シナ海の領有権が中国の「核心的利益」だとの点を明確にした。

梁国防相は演説で「相互尊重と平等の原則に基づき、相手の核心的利益と重大な関心事を受け入れるべきだ」と主張した。中国は昨年以降、台湾、チベット自治区、新疆ウイグル自治区に続き、南シナ海も自国の核心的利益の範囲に含めた。

南シナ海は、中国南部、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ブルネイに囲まれた面積124万9000平方キロの海域で、石油、ガスなどの資源が豊富だ。1990年代から中国と周辺国による紛争が絶えない。同海域にある西沙諸島(パラセル諸島)、南沙諸島(スプラトリー諸島)が領有権紛争の中心となっている。

北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員

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