JSN■日本を守るための三本柱

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■8・7「自由と平和のための国防決起大会」■より

「ここまで来た!中国共産党の沖縄侵略!」
~沖縄マスメディアは、中国の脅威を正しく報道せよ~
平成22年8月7日(土) 於:沖縄市民会館大ホール

8・7「自由と平和のための国防決起大会」来賓挨拶 伊藤玲子

●日本が道徳性を失った原因

かつて日本は世界から高い道徳性が称賛され諸外国から尊敬を集めた日本でございました。その日本が今ではどうでしょう?

人を信じることのできない荒んだ心。子供から大人に至るまでの非行、暴力、殺人、果ては、子供への虐待、親殺し、子殺し等々の報道が毎日絶えません。

日本は、まさに社会国家の崩壊の危機に直面していると思います。

こんな日本に誰がした。それは戦後いろいろな要因がありましょうが、第一に言えることは、戦後の日教組支配と一部を除くマスコミと私は断言いたします。

●鎌倉市議時代、裁判を起して日本国家解体を目指す日教組と戦った

私は4期16年鎌倉市議を務めさせていただきました中で、日教組が支配する子どもたちの学校現場は、反国家と左翼思想の教育であることに異議を唱え、裁判を起して日教組と戦ってまいりました。今もなお、戦い続けております。

それは未だにマルクス・レーニン主義が厳然と根底にあります。東京裁判史観に立った上で、国旗・国歌に反対、道徳教育に反対、天皇を中心とする我が国の歴史の全面否定。歴史伝統文化を破壊し、日本国家解体を目指すと日教組の運動方針に明記されています。

●日教組教育の実態

そして、護憲・反安保・反基地・反自衛隊。子供の権利条約、過激な性教育の実践。男女混合名簿、選択的夫婦別姓推進等々あります。

さらに学校現場においては、「国家」とか「国民」とか「国」という言葉は、学校現場ではタブーなんです。子供たちに国家という意識を無くす意図的な指導があるのです。

そして「自立・規範」を教えず、「自由のみ」を教える教育。「義務と責任」を教えず、「人権のみ」を教える教育。そして「平等」をすべてとして教える教育。

このように日本国家の破壊に向かって子供たちから日本をダメにしようとしている教育が未だに続いています。

いじめ、不登校、青少年の学力低下、無気力、無感動、無関心、恥かしい行いも解らない子供たちが育つのも当然です。

さらに大人社会の嘘、誤魔化し、恥かしい事件は、戦後教育の道徳観の欠如の表れと思います。

●歴代の文部大臣に10年訴え続けて日教組の教育を180度転換

教育は人をつくります。つまり国民をつくります。その国民は国家をつくります。

この(教組教育の)実態を私は平成6年から平成15年まで自民党政権時代の歴代の文部大臣に訴えてきました。

子供たちが学んでいる学校現場の日教組支配を断ち切らなければ日本の教育は良くなりません。日本の将来は心配でございます。

そうして10年間訴え続けましたが、どの大臣からもまったく反応はありませんでした。

訴え続けて11年目、平成16年、当時の中山成彬文科大臣が正面から受け止めてくださって、大臣ご自身も精力的に学校を見に行かれました。

就任三か月目後、「道徳教育とゆとり教育大転換」と新聞に発表なさり、つまり、これは、日教組の教育を180度転換するということです。こうして教育再生の道を開かれました。

そして平成18年12月、「教育基本法」などが改正され、教育正常化が期待される中、昨年8月の総選挙で最悪の社会主義的鳩山民主党政権が実現してしまいました。

●民主党と日教組は一心同体

日教組トップである山梨教組の輿石東氏が、民主党参議院会長であり、民主党幹事長職務代行であるという、日教組が政権をとるまでになってしまいました。私は、悔しくてなりません。

さっそく輿石東氏は、教育を日教組の方針に戻すとか、それから政治で教育を変えるとか公言しているではありませんか。民主党と日教組は一心同体なのであります。

つまり、民主党は日本国家解体の先頭なのであります。私は残念でなりません。
従って日本は、亡国、売国へまっしぐらの方向と思われます。

私は、自民党に不満はたくさんありますが、戦後日本が世界の中の自由陣営にいることができたのも、アメリカのバックアップがあったにせよ、自民党の功績と思います。

●専制政治を始めた民主党

日本は全体主義の国ではありません。私は日本国民として、保守陣営を守っていきたいのです。私は日本を失いたくない!日本は大事です。この思い一筋でございます。中国や朝鮮の仲間入りをしたくありません。

昨年の総選挙で国民の多数が民主党を支持しました。自民党にお灸を据えるつもりもあったかもしれませんが、民主党は、マニフェストにない法案、しかも日本解体の法案を堂々と出してくる、国民との約束違反を行っておりますし、議論もせずに専制政治を始めたではありませんか。

そして財源の保証もないにもかかわらず、国民に子供手当を出すことをはじめ、あれも、これも出すと国民に支給しますと、国民を馬鹿にした民主党ではありませんか。

●国家が安泰でなくては「年金」も「生活」もない

悲しいことにこんな政党を国民は選んでしまったのです。またこの民主党を喜んで支持しようとする浅ましい精神にかつての日本はこのようではなかったと思いだしております。

日本は、戦後目覚ましい経済の発展を遂げ豊かな生活になりましたが、大事な目に観えない精神性を失い目先の物、金が優先する国民になってしまいました。これは亡国の道をたどることになると思います。

生活も年金も、もちろん大切なことではありますが、その前に国家が安泰で堅持されなくては年金も生活もないと思います。

(拍手)

●国家を支えているのは国民である

私は、国家が安泰なことが国民への大きな福祉であると考えます。それから国家を支えているのは国民である、という認識です。国民の自覚が必要と思います。

戦後の教育が始まって60数年、国家という意識が希薄になっていると思います。
世界の国々を観てもどんなに貧しい国でも、国民は誇りを持ってハリネズミのようになって自分の国を守っています。

自分の国を国民が破壊しようとしているのは日本だけです。反省してもらいたいと思います。

国民の皆様に呼びかけましょう、国家を支えるのは国民であるということを。
国民一人ひとりが、しっかり持とうではありませんか。

●日本を守るための三本柱

今必要なことは、国土と国民の生命と財産を守るための、「安全保障」です。
つまり、国防です。

(拍手)
次に、未だに占領軍に押しつけられた憲法のまま、独立国家として体をなしていないため、「自主憲法の制定」を急ぎます。

そして「教育正常化」、この三本柱を中心に、「東京裁判史観から脱却」し、日本の歴史の真実から日本国家再建に取り組まなくてはならないと考えます。

そして私は、沖縄は日本の要と考えます。国民あげて日本を守ってまいりましょう。

これを持ちましてご挨拶とさせていただきます。

(拍手)